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世界は言葉で出来ている
世界は、「言葉」で出来ています。
聖書の冒頭にもこう書かれています。
はじめに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。
ヨハネによる福音書1-1
この「言葉」の使い方を変えることで、内部表現の中に自分にとって都合がいい世界を言葉によって記述することが出来ます。
名前のついてないものは認識することができない
たとえば、ある新商品を作って売り出したいとします。
まず最初にやることは、商品に名前を付けることです。
名前がついていないものは、認識することが出来ないからです。
消費者は、商品名がないと自分にとって必要かどうかの判断が出来ないのです。
商品名とは、その商品の機能を表す言葉です。
それが分かって初めて、消費者はその商品を買うかどうかを判断出来るのです。
自分は関係性によって成り立っている
それは、自分自身についての同じことが言えます。
自分とは、重要なものと自分との関係性の結び目の点です。
自分を中心として、さまざまな関係性の網の目が張り巡らされています。
たとえば、お父さん、お母さん、好きな食べ物、嫌いなタイプの人、職業、趣味、などの関係性によって自分という存在は成り立っています。
このように自我とは、自分にとって重要なものを並び替える機能があります。
その時々で、自分にとって重要なものは変わります。
一緒にいる人、その時にいる場所、時間帯によっても、自分にとって重要なものは変わります。
自分という存在は、その時と場所によって常に移り変わっています。
それゆえ、自分という存在に実体はなく、関係性によって存在は生まれては消えを繰り返しています。
その関係性が、「言葉」で出来ています。
世界に対する認識を言葉で書き換えていく
だから、自分にとって重要なものを「言葉」で記述することで、自分と世界に対する認識を自由に書き換えていくことが出来ます。
目の前の風景を記述する言葉を変えるだけで、世界は自分の思い通りに動かすことが出来ます。
「この世界は美しい」という風に世界を言葉で表現すれば、世界は自分にとって美しい場所になります。
- 私は重要で価値のある人間だ。
- だから私にとって大切な人から尊敬されている。
という風に、自分を言葉で表現すると、まず先に、自分の内側の真実が変わります。
簡単に言えば、セルフイメージが変わります。
それはやがて、自分の外の世界に広がっていきます。
他の人もそれを共有することにやがてなります。
ゴールの世界の自分を基準に書き換えていく
自分にとって都合のいい情報とは、自分の意志で決めたゴールを達成するのにふさわしい自分の姿です。
自分で決めたゴールを基準に自分の在り方を決めていきます。
その自分の姿を表現するのは、「言葉」なのです。
「言葉」によって存在を記述することが出来ます。
だとすれば、「セルフトーク」をコントロールするということは、自分と世界を書き換えていく内部表現の書き換えの技術ということになります。
世界をコンフォートゾーンにする方法
世界を書き換えて、自分の思い通りに動かすということは、言葉を使い方を変えることで達成可能です。
ゴールを達成するのにふさわしい自分の在り方を「言葉」によって記述します。
「私は重要で価値のある人間だ。だから、私にとって大切な人から尊敬されている。」
というような「アファメーション」を何回も繰り返し読み上げることで、自分の存在を無意識に書き込んでいくことが出来ます。
自分というのは自分にとって重要な関係性の結び目の点です。
重要な関係性は、言葉で出来ています。
だから、「セルフトーク」をコントロールすれば「世界」をコンフォートゾーンに変えることが出来るのです。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実