コーチングって何をやるの?
どのコーチングがいい?
「オンラインコーチング」について知りたい方へ
一口にコーチングと言っても、いろんな種類のコーチングがあります。
どのコーチングが自分に合っているのか知りたい人も多いと思います。
はじめまして。苫米地式コーチング認定コーチの渡辺です。
そこで、この記事では
- 「オンラインコーチング」とは?
- 「オンラインコーチング」の目的
- 「オンラインコーチング」の受け方
- 「オンラインコーチング」の進め方
- 「苫米地式コーチングの特徴」
について解説します。
「オンラインコーチング」について知りたい方は、この記事を参考にしてもらえれば幸いです。
オンラインコーチングとは?
クリックできる目次
- オンラインコーチングとは?
- オンラインコーチングの目的
- どんな人がオンラインコーチングを受けているのか?
- オンラインコーチングの効果
- オンラインコーチングの方法
- 根本治療が必要な人に向いている
- 対症療法が必用な人はカウンセリングが向いている
- 非言語的コミュニケーションを使用する
- オンラインセッションでは具体的に何をするのか?
- なぜコーチはアドバイスをしないのか?
- どのようにコーチは話をするのか?
- コーチの語り掛ける言葉は無力
- オンラインコーチングでのコーチの仕事
- ゴール設定のお手伝いとは?
- ブリーフ(信念)の基準を高める
- ブリーフシステムを変える言葉
- どうやってブリーフシステムを変えるのか?
- 非言語的で働きかけをする
- 非言語的コミュニケーションとは?
- ブリーフシステムが変わる瞬間
- クライアントが気付かないうちにブリーフシステムが変わる
- 次のオンラインコーチングまでの期間が重要
- オンラインセッションは継続的に受けるのが効果的
オンラインコーチングとは?
オンラインコーチングとは、電話やズームなどを通じてオンラインで行われるコーチングを言います。
それに対して、対面コーチングとはコーチとクライアントが直接会って行われるコーチングのことです。
オンラインコーチングの目的
クライアントがオンラインコーチングを受ける目的
クライアントがオンラインコーチングを受ける目的は、
- 自分の人生を変える方法
- なりたい自分になるためのヒントやきっかけ
を得たいというものが多いです。
コーチがオンラインコーチングでやっていること
コーチの仕事は、クライアントの自己評価の基準を上げることです。
自己評価の基準とは、
- 自分はこうあるべきだ
- 自分はここまでだったら出来る
というクライアントが自分で信じている基準です。
なぜ自己評価の基準を上げる必要があるのか?
私たちは、実際の可能性ではなく無意識の中にある自己評価の基準で可能性を制限しているからです。
その基準は親や教師や世間によって低く抑えられています。
- 努力が足りない
- がんばらないと落ちこぼれる
- そんなんで食っていけるのか?
そんなことを言われて育ったせいで「自分の可能性」が信じられなくなっています。
- 私なら出来る
- 私には価値がある
そんな風に思えるようになるために、自己評価の基準を上げる必要があるのです。
どんな人がオンラインコーチングを受けているのか?
- 自分らしいゴールを見つけて、迷いなく未来に向かって進みたい方
- コンプレックスをなくして、自分らしく自由に生きていきたい方
- お金に縛られず、自分のやりたいことをやって生きていきたい方
- 常識や他人の評価に縛られず、自由な発想を得たい方
- 恋愛や子育てなどの悩みを解消して、さらにステップアップしたい方
オンラインコーチングの効果
オンラインコーチングも対面コーチングも同じくらいの効果があります。
クライアントさんからも、「オンラインコーチング」の方が良いという感想がほとんどです。
「自宅でコーチングを受けられるので安心感がある」という答えが多いようです。
他にも、
ゆっくりと落ち着いた気持ちでコーチングが受けられる。
コーチとの信頼関係がオンラインでも対面と同じように感じられる。
対面コーチングよりも自分に正直になって話すことが出来る。
というような感想をいただいでいます。
オンラインコーチングの受け方
オンラインコーチングの方法
オンラインコーチングは、コーチと直接会わないでコーチングを受けることが出来ます。
- ビデオコーチング
- 電話コーチング
2つの方法があります。
ビデオコーチング
ズームなどを使ったWeb会議の形で行われるコーチングです。
メリットは、自宅でコーチングを受けられるという点です。
バーチャルでコーチと顔を合わせてコーチングが受けられます。
今は、オンラインコーチングが主流になっています。
実際にオンラインコーチングをやってみた結果、十分に効果が出ることが分かったからです。
デメリットは、通信障害や設定の問題でうまくいかないことがあることです。
電話コーチング
電話を使って行われるコーチングです。
メリットは、簡単にコーチングが受けられることです。
交通費も移動時間も必要ありません。
コーチと顔を合わせるのが苦手という人にも向いています。
デメリットは、コーチングの臨場感が低くなりがちなことです。
音声だけだと大切な情報がうまく伝わらない場合もあります。
苫米地式コーチングの特徴
根本治療が必要な人に向いている
苫米地式コーチングは、根本治療が必要な人が受けるとうまくいきます。
根本治療とは、人生を丸ごと変えるということです。
オンラインコーチングでは、クライアントさんのブリーフの基準を上げることで「ゴール設定のお手伝い」をすることが出来ます。
クライアントさんは、自分では見つけられない人生を変えるためのヒントやきっかけを得ることが出来ます。
対症療法が必用な人はカウンセリングが向いている
カウンセリングの目的は、現状の悩みを解決することです。
- 人生を変えなくてもいい
- 今の悩みを打ち明けてスッキリしたい
という人はカウンセリングが向いています。
ただし、人生が変わらないので同じ悩みが繰り返されることになります。
非言語的コミュニケーションを使用する
クライアントさんは、他人からの言葉では変わりません。
それがたとえコーチの言葉であってもです。
他人から「生き方を変えなさい」と言われて「はい、変わります」と即答する人はいません。
うまく誘導するとか、話し合うことで問題は解決しません。
だから、想定問答集を元に質問の技術を駆使してもクライアントに利益があるとは思えません。
クライアントさんのブリーフの基準を上げるには、自己評価の基準を上げる言葉が必要になります。
それが、非言語的コミュニケーションです。
クライアントの自己評価基準をの基準を上げるには、クライアントの心の中に内省言語を引き起こします。
たとえば、
- 絶対に変わる
- 変わりたい
というような、クライアントの内なる言葉を引き出します。
それをいかに言葉を使わないで引き起こすかがオンラインコーチングでは重要です。
コーチの言葉では、クライアントのブリーフシステムは変わらないからです。
オンラインコーチングの進め方
オンラインセッションでは具体的に何をするのか?
オンラインコーチングは、コーチとクライアントが対話をするという形で行われます。
クライアントは、基本的には何を話しても構いません。
コーチは、聞き役に回ります。
コーチは、クライアントの話の中から「クライアントの中に隠された本当のゴール」を見つけ出します。
そして、クライアントをゴールへと導くためにさまざまな働きかけを行います。
なぜコーチはアドバイスをしないのか?
オンラインコーチングでは、コーチはクライアントに具体的なアドバイスをすることはありません。
それは、クライアントがコーチの言葉で物事を判断するようになるからです。
クライアントは子供のころ、親や教師から、
- ああした方がいい
- そんな事をしてはいけない
と言われてきたと思いますが、それが
- クライアントのブリーフの基準を下げる
- 可能性を制限する
原因になっていることがほとんどです。
今度はコーチがそれをやることになってしまうからです。
どのようにコーチは話をするのか?
コーチは、クライアントと話をする必要はありません。
それは、クライアントのコーチングを受ける目的が「コーチと話をすること」ではないからです。
クライアントがコーチングを受ける目的は、
- 自分の人生を変える方法
- なりたい自分になるためのヒントやきっかけ
が欲しいのです。
「クライアントが自分で外せないスコトーマ」をコーチに外してもらうためにコーチングを受けるのです。
そんな時に、クライアントがコーチと話をしても効果はありません。
コーチの語り掛ける言葉は無力
それは、人からいいアドバイスをもらってもそれに従う人は少ないからです。
- 考えた結果従わない
- 素直に聞かないで自分なりにアレンジする
ほとんどの人が、そんな結果になります。
それは、コーチの言葉だけに限りません。
- セラピスト
- カウンセラー
- 精神科医
にしても同じです。
他人の言葉では、人は簡単には変わらないのです。
オンラインコーチングでのコーチの仕事
オンラインセッションでのコーチの仕事は、「クライアントのゴール設定のお手伝い」です。
ただし、ゴール設定のお手伝いとはクライアントと一緒になって「どんなゴールがいいのか悩んであげる」ことではありません。
ゴール設定のお手伝いとは?
それは、クライアントの「ブリーフシステム」を変えることです。
それを、ゴール設定のお手伝いと言っています。
ブリーフシステムとは、無意識の行動を決めるシステムのことです。
ブリーフとは、日本語で言えば「信念」です。
ブリーフ(信念)の基準を高める
クライアントは、実際の可能性ではなく無意識の中にあるブリーフ(信念)のレベルで可能性を制限しています。
ブリーフとは、
- 自分はこうであるべきだ
- 自分はこれくらいなら出来る
とクライアントが信じている基準です。
ブリーフは、私たちの基準になって行動を制限しています。
多くの人にとってその基準は、親や教師や世間から過小評価されて作られたものです。
だから、ブリーフの基準を高める必要があります。
ブリーフシステムを変える言葉
コーチの言葉ではクライアントのブリーフシステムは変わりません。
コーチから「生き方を変えなさい」と言われて「はい変えます」と答える人はいません。
上手く言うとか話し合いで解決できるようなことではありません。
では、誰の言葉なら変わるのか?
それは、クライアント自身の言葉です。
クライアントが心から
- 絶対に変わる
- 変わりたい
と思うからブリーフシステムは変わるのです。
どうやってブリーフシステムを変えるのか?
オンラインコーチングでは、コーチはあまり話をしません。
話しているのは、クライアントの方です。
コーチは、クライアントの話の中身に興味があるのではありません。
クライアントを縛る「ブリーフシステム」がどのようになっているのかを探っています。
そして、クライアントのブリーフシステムを変えるような「クライアントの言葉を引き出す」ように話を聞いています。
非言語的で働きかけをする
オンラインコーチングでは、クライアントのブリーフの基準を上げるように働きかけます。
そうすることで、クライアントを現状の外に引っ張り出そうとします。
現状とは、慣れ親しんだ場所です。
そこから出ていかせようとすると、ものすごい強さの反発がクライアントの意識、無意識の両方から来ます。
その反発をコーチの言葉で覆して現状の外に引っ張り出すことは出来ません。
だから、コーチはクライアントに対して非言語で働きかけを行います。
非言語的コミュニケーションとは?
非言語とは、言葉を使わないことです。
言葉を使わないでクライアントに対して働きかけをすることが出来ます。
それは、言葉を使わずにクライアントに内省言語を起こさせるのです。
実は、私たちは非言語的コミュニケーションを日常的にしています。
たとえば、
- 頭が痛い時に不機嫌な雰囲気を出して、相手が近づかないようにする。
- 触れたくない話題を振られたら、適当な返事をして「もうこの話題はするな」と相手に伝える。
ブリーフシステムを変えるときは、こういった非言語的コミュニケーションを使います。
そうしないと、クライアントの心で内省言語が起きないのです。
ブリーフシステムが変わる瞬間
言葉を使うのがダメなのは、相手の意識に上がってしまうからです。
たとえば、
- 「人生を変えなさい」
- 「無理です」
でお終いになってしまうのです。
相手に気づかれたら、相手にコントロールされてしまうからです。
相手に気づかれないように、内省言語を相手の無意識に入れていき、気が付いたら相手が自分で内省言語を意識に上げていたという風にする必要があります。
相手の中で「これは変わらないとダメだ」という内省言語が起きた瞬間に、ブリーフシステムが変わるのです。
クライアントが気付かないうちにブリーフシステムが変わる
オンラインコーチングが終わった後も、クライアントは自分が変わっていることを自覚できていないことがあります。
「何かアドバイスをください」
と言われることもあります。
でも、実際はクライアントの内省言語は変わっています。
クライアントの使う言葉が、オンラインコーチングの後で変わるのです。
コーチがどこが変わったかを説明することで、クライアントは自分が変わったことを理解するのです。
次のオンラインコーチングまでの期間が重要
オンラインコーチングは、月に1回、6か月間で6回行われます。
クライアントのブリーフシステムが変わるのは、オンラインコーチングの間だけではありません。
クライアントにとっては、次のセッションまでの1か月間が最も重要です。
ブリーフの基準が高くなればなるほど、クライアントの可能性は大きくなります。
そのような変化は、次のコーチングセッションまでの1か月間で起こります。
オンラインセッションは継続的に受けるのが効果的
オンラインコーチングは、1回受けて終わりではありません。
ブリーフの基準は、オンラインコーチングのセッションを重ねることでより高くなっていきます。
なので、最低6回オンラインコーチングを受けていただいています。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実