毎日が我慢の連続だ
やりたくない事ばかりやらされる
会社に行きたくない
「我慢ばかりで嫌になる」という方へ
- やる気が続かない
- パフォーマンスが上がらない
- 頭がモヤモヤする
という人は、「やりたくないこと」を我慢してやっているせいです。
はじめまして。苫米地式コーチング認定コーチの渡辺です。
そう言うと、
- 大人になれば、「やりたくないこと」だってやらなければならない時がある
- 「やりたいこと」だけやって生きて行けるなんて噓だ
と思う人もいると思います。
でも、自分の意志ではなく、他人から言われて「やりたくないこと」をやっているのはとても危険です。
そのことで、自尊心が傷つけられるからです。
この記事では、
「なぜ、我慢しない方がいいのか?」
「なぜ、やりたくないことはやらない方が良いのか?」
について、お話しします。
我慢はしない方がいい!
クリックできる目次
我慢はしない方がいい理由
大人になれば、「やりたくない事」でもやらなければいけないことはあると思います。
でも、やりたくないことを我慢してやるのは危険なことです。
それは、あなたの「自尊心」を傷つけるからです。
- やらされている
- 強制されている
というのは、自尊心を傷つけ、生産性が大幅に落ちてしまいます。
あなたの無意識に
- ほかの選択肢はない
- 自分は大した人間じゃない
という情報が刷り込まれるからです。
でも、あなたの本音はそうではないはずです。
「あなたは大したことはありませんね」
と言われれば、「そんなことはないぞ」と心の中で思うはずです。
「大したことがない自分」を演じていると、自尊心を傷つけてしまいます。
心も体もその影響を受けて、蝕まれてしまいます。
生産性が下がる
「やりたくないこと」を我慢してやっている時は
- ○○しなければならない
- 仕方がないから
というような「自己対話」をしています。
そのような自尊心を傷つけるような自己対話をしていると、無意識に「たいしたことがない自分」が刷り込まれてしまいます。
- 自分は大したことがない人間だ
- 何をやってもうまくいかない。
- 実際に、今まで失敗ばかりしてきた。
という具合に、自分で自分を貶めてしまいます。
そうすると、実際に生産性が下がります。
このように我慢は自尊心を傷つけるだけでなく、生産性も大幅にダウンさせてしまいます。
やりたくないことを止める思考実験!
ステップ1 やりたくないことを書きだす
まず、やりたくないことを書きだします。
最低でも5個以上、書き出してください。
内容は、何でも構いません。
- 仕事のこと
- 家庭のこと
- 健康のこと
このリストは、誰にも見せる必要はありません。
正直に書いても大丈夫です。
ステップ2 一番やりたくないことを選ぶ
先ほど書き出した、やりたくないことのリストがあると思います。
その中で、一番やりたくないことを選びます。
そうすると、
- 「やりたくないことだらけだ」と思い込んでいた。
- 実は、我慢の原因が1個から2個に集約される。
ということが分かります。
これだけでも、頭がすっきりすると思います。
ステップ3 一番やりたくないことをやめてみる
一番やりたくないことを、やめてみるというのが最善策です。
でも、多くの人はそれが出来ません。
なので、まずはイメージで一番やりたくないことをやめてみるのです。
これが、「やりたくないことをやめる思考実験」です。
そして、
「やめたらどうなるのか」
「やめるにはどうしたらいいのか」
を考えます。
実際にやめたこと!
年賀状
「毎年出しているから」という理由で送っている年賀状。
私は、これを実際にやめてみました。
年賀状を出すのが間違えと言いたいわけではありません。
個人的に年賀状は「面倒だ」と思っていただけのことです。
なので、やめてみました。
そうすると、やめても大丈夫なことが分かりました。
やりたくないことをやめると、気持ちが楽になります。
どうしても、連絡を取りたい人にはメールで十分です。
自治会活動
形骸化しているような気がしていたので、これもやめてみました。
毎月集まって会合をするのは、「意味がない」と思ていたからです。
これは私が、たまたまそう思っていただけです。
自治会活動自体が悪いとは言っていません。
楽しいと思っている人は続けるべきだと思います。
これもやめてみて、スッキリしました。
「でてこい」
という電話か何回かかかってきましたが、丁重に断りました。
それで、もう電話はかからなくなりました。
営業の仕事
営業の仕事をやめました。
というよりは、営業が好きな人にやってもらうことにしました。
これも、営業の仕事が悪いといいたいわけではありません。
個人の好き嫌いの問題です。
そして、営業をしなくて済む別の収入源を確保しました。
今思えば、営業をやめて本当に良かったです。
- 体調がよくなった。
- 頭がすっきりした。
- ノルマに追われなくなった
私の場合、やりたくないことが営業の仕事だったのだと思います。
お酒
私は、寝酒の習慣がありました。
でも、それもやめました。
そうすると、眠れなくなりました。
でも、寝る前にやりたいことをやることやることにしました。
そして、「寝つきが悪いことで悩まなくなくてもいい」
ということが分かりました。
寝る前の時間を有効活用できるようになりました。
それだけでなく、
- 体のだるさ
- 肌荒れ
- 頭が働いてくれない
ということから解放されました。
今でも、お酒をやめてよかったと思います。
でも、私はお酒が悪いといいたいわけではありません。
好きな人はほどほどに飲んでもいいと思っています。
PTA活動とNHKの受信(思考実験でやめてみた)
この2つは思考実験でやめてみたら、とてもスッキリしました。
でも、PTAはやめ方が分からない。
NKKの受信をやめるには、
- アンテナを取り外すか、
- テレビを捨てる。
をしないとやめらえません。
それぞれ、面倒なのでやめていません。
でも、思考実験でやめてみただけでも頭がスッキリします。
個人的にはやめてもいいことが分かったので、機会があればやめようと思います。
本当は、我慢しなくても大丈夫!
我慢しなくても大丈夫
やりたくないことをやめる思考実験をやると
- イヤイヤやっていたこと
- 我慢してやっていたこと
- 義理でやっていたこと
がたくさんあることが分かります。
それはいままで、あなたの中で
「やりたくないことを我慢してやる」
ことがコンフォートゾーンになっていた証拠です。
思考実験をやる前までは、
「本当はやりなくても大丈夫」
ということに気が付いていなかったのです。
- 思考実験時やめてもいいとわかる
- イヤなことは実際にやめてみる
そうすると、コンフォートゾーンが移動して新たな可能性が見えてきます。
まとめ
やりたくないことは、思い切ってやめてみる。
そうすると、
- 頭がすっきりする
- パフォーマンスが上がる
- 体の調子が良くなる
などのメリットがあります。
強制的にやりたくないことをやらされている。
そういう気持ちがあなたの能力をブロックしています。
思考実験でやりたくないことをやめてみる。
そうすると、本当は我慢をしなくてもいいということに気が付きます。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実