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コーチングとカウンセリングの違いとは？
コーチングとカウンセリングには、明確な違いがあります。
- カウンセリングは、現状の問題を解決するのが目的。
- コーチングは、全く新しい現状を作り出すのが目的。
コーチングは、新しいコンフォートゾーンを自分の意志で生み出します。
そうすることで、現状の問題が問題ではなくなる。
つまり、問題の根本的な解決につながります。
それは、新しい価値観に従って生きるようになるからです。
- 自分にとって重要なことを自分で決める。
- 他人の価値観に従って生きるのをやめる。
そのお手伝いをするのがコーチングセッションです。
問題を解決する方法
現状の問題を解決する方法は、2つあります。
- 現状を維持する（カウンセリング）
- 現状の外側に出る（コーチング）
この2つです。
カウンセリングは、現状を変えないで悩みを解決しようとします。
自分をいかに現状に合わせていくか。
という作業になります。
たとえば、
会社で出世をするために
- どんな自分であるべきか？
- そのために必要なことは何なのか？
ということを考えて問題解決を目指すのが、「カウンセリング」です。
コーチングは、現状の外側にゴールを設定します。
いかに新しいコンフォートゾーン（現状）を作っていくか。
という作業になります。
たとえば、会社で出世するという
- 現状から抜け出して、
- 全く新しいやりたいこと（ゴール）を見つける
そのお手伝いをするのが「コーチング」です。
なぜ、現状維持がゴールではダメなのか？
現状維持がゴールだと、自分の人生を生きられないからです。
他人が決めたレールの上をいかに効率よく生きていくか。
それが、人生のゴールになるからです。
例えば、お金です。
- お金は多ければ多いほどいい。
- やりたいことよりもお金が優先される。
多くの人が、職業を選ぶ基準が生活費（お金）になっています。
それは、「お金が一番大事」という価値観を刷り込まれた結果です。
周りの人も同じ価値観を共有しているので、お金に対する臨場感は高くなります。
お金がすべての行動のモチベーションになっている。
それが、今の日本の現状だからです。
誰が価値観を刷り込んだのか？
私たちは、「お金が大事という価値観」を、生まれた時から持っていたわけではありません。
いつの間にか、自分以外の人から、そんな風に思わされています。
- 学校の進路指導が少しでも給料がいいところに就職するという価値観で行われている。
- 進路指導は、親からの要望でそんな風になっている。
- 友達もそんな風に思っている
つまり、自分以外のすべての人から「お金が大事という価値観」刷り込まれています。
そのせいで、「自分が本当は何をやりたいのか」ということを自分で考えない。
他人から刷り込まれた価値観に従って生きているのです。
だから、大事なことは「誰が価値観を刷り込んだのか」ということです。
自分が当たり前だと感じている価値観を疑ってみることが大切です。
現状の外側のゴールとは？
現状の外側のゴールとは、現状を変えたいという思いから生まれます。
- 今の現状のままではイヤだ
- もっと面白い人生にしたい
- もっと素晴らしい世界を作りたい
そんな思いから「現状の外側」に行きたいという思いが生まれます。
そのために必要なのが、「コーチング」です。
現状の外の世界は
- 行ってみないとわからない
- どんな世界なのか不安を感じる
でも、そこにこそ「現状では思いもよらないような未来」があるのです。
そこに行くためのお手伝いができるのは、「コーチング」だけなのです。
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苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実