仕事がつまらない
今のままでは先が見えてしまう
本当は何がやりたいんだろう?
「やりたいことが分からない」という方へ
「やりたいことが分からない」のには、原因があります。
それは、「自分中心に物事を考えている」からです。
「自分は何がやりたいんだろう」
と自分だけの世界で考えても答えは見つかりません。
はじめまして。苫米地式コーチング認定コーチの渡辺です。
「やりたいことがわからない」
という人に必要なのは、
「私が何をすれば他人が喜ぶのか」
という視点です。
それが分かると、「やらなければならない」が「やりたい」に変わります。
「やりたいこと」をしている時は、
- ストレスがなくなり、心と体がリラックスします。
- 生産性が上がり、物事が前に進んでいくようになります。
この記事を読めば、「自分が本気になれること」が見つけられるようになります。
「Have to」が「Want to」に変わる
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新しい自分になるには?
これまでに、多くの人が抱えている「悩みを解消する方法」をお話ししてきました。
しかし、これらの「悩みを解消しなければならない」と思って努力する間は、本当の意味で悩みは解決されません。
悩みを解決し、本当に「やりたいこと」が見つかるのは、Have toがWant toに変わった時です。
「将来こうありたい」というゴールを設定する
ゴールを設定せずに、「こうしなければならない」と考えて行動していると、それはストレスになります。
それは、「ありのまま」ではない自分を演じることになってしまうからです。
Have toをWant toに変えるには、
- 「将来こうありたい」というゴールを設定する
- ゴールに向かうために「セルフイメージ」を変える
- ゴールを達成するための行動が、すべて「やりたいこと」になる
そうすると、
- 「やりたくないこと」が見えなくなり、
- 「やりたいこと」だけが意識に上がる
ようになります。
自分のやりたいこととは?
自分の本音にふたをしない
自分のやりたいことを考えるうえで
- 自分にうそをつかない
- 他人の目を気にしない
- 自分の本音を頭の中で膨らませる
- 自分の本音で生きる
ということが必要です。
なぜなら、
- あなたの本音は、あなたがやりたいことと同じだから
- 自分がやりたい事をやるからこそ能力が発揮できる
からです。
あなたの心の中だけでいいので、本音を解放しておく事です。
自己中心的だと幸せになれない
あなたの本音をそのまま「やりたいこと」と考える。
そうすると、たいていの場合うまくいきません。
なぜなら多くの場合、「自己中心的」なゴールになるからです。
- みんなからチヤホヤされたい。
- 社会的な地位を得たい。
- お金持ちになりたい。
これらには、自分の幸せしか含まれていません。
本当の幸せとは?
「自分のやりたいことは何なのか?」
それを知るためには、「幸せ」について考える必要があります。
人が生きる目的は、「幸せになること」だからです。
幸せについて考えることが、「やりたいことを考える」ということになります。
おいしいものを食べることは幸せ?
あなたはどんな時に幸せを感じますか?
- 美味しいものを食べたとき
- 体を動かしているとき
- 臨時収入が入った時
これらの幸せを本当に幸せと呼んでいいのでしょうか?
これらの幸せには、自分しか含まれていません。
たとえば、幸せなのは
- おいしいものを食べた時だけ
- 体を動かしている時だけ
- 臨時収入が入った時だけ
になってしまいます。
- すぐに幸せではなくなる。
- 次の幸せを求めるようになる。
自分中心の無限ループになってしまいます。
そのせいで、自分がやりたいことが分からなくなるのです。
すぐに消えてしまうような幸せは、幸せとは言えないからです。
人間の幸せとは?
やりたいことを考えるときは、
- すぐに消えてしまうのではなく、
- ずっと幸せを感じられる。
ようなものにする必要があります。
そのためには、
「みんなが幸せだから、私も幸せ」
という風に考えることが大切です。
これは、
- 道徳的な話ではありません。
- 現実離れした話でもありません。
誰もが日常的に経験していることです。
たとえば、
- おいしいものを他人に食べさせるのが幸せ
- 運動のすばらしさを伝えて健康な人を増やすのが幸せ
- みんなのお金の悩みを解決してあげるのが幸せ
そんな風に活動している人は、たくさんいます。
誰かの喜ぶ顔を見るのが幸せ。
このような幸せは、すぐに消えてしまうようなものではありません。
頭の中で幸せなイメージが無限大に膨らんでいきます。
このような幸せが、人間としての幸せなのです。
自分の機能を提供して感じる幸せ
自分が得意なことや好きなこと。
それを活かして誰かの役に立つ。
それが、自分の機能を提供するということです。
それには、献身が伴います。
たとえば、
自分が作った料理をおいしそうに食べている人を見て幸せを感じる。
というような人は、
- 自分の時間
- 大きな労力
を他人のために使っています。
ほかにも、
- 人と人を紹介して結びつける
- もめごとの仲介をする
- 心配事があれば相談に乗ってあげる
そういう人たちは、労を惜しまずに献身をしています。
そのような幸せを感じられるのは、人間だけです。
やりたい事を見つける方法
何をしたら他人が喜ぶのだろう?
- やりたいことが分からない
- 本気になれそうなものが見つからない
という人は、自分中心に考えているからです。
- 自分は何が好きなんだろう?
- 自分は何がやりたいんだろう?
いわゆる自分探しをする人の世界には、他人が存在しません。
幸福感のようなものを求めて自分探しをしています。
でも、幸せとは自分だけのものではありません。
他人も幸せになってこそのものです。
それを防ぐために有効なのは、
「自分が何をすれば他人が喜ぶのか?」
という視点で考えることです。
それが、やりたいことを見つける近道です。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実