「コーチングを受けても意味がない」
あなたはそんな風に思っていませんか?
それには、理由があります。
いま日本で知られている多くのコーチングプログラムは、運用者の実体験をもとに作られています。
そのため、多くの人には当てはまらない内容になっています。
本物のコーチングは、
- 最先端の科学的アプローチ
- 膨大な数の人によって実践されたデータをもとに作られている
そのため誰にでも効果が感じられるようになっています。
正しいコーチングには、科学的根拠があります。
その内容を、わかりやすくお話しします。
ルー・タイスが原点になっている!
クリックできる目次
ルー・タイスのプログラムとは
ルー・タイスは、心理学者で日本でのコーチングの礎を築いた人物です。
彼のコーチングプログラムは、全米で瞬く間に評価されました。
フォーチュン500の企業の6割が、彼のプログラムを取り上げました。
フォーチュン500とは、米フォーチュン誌が行っている全米トップ企業500社の格付けランキングです。
ルー・タイスのプログラムは、
- アメリカ州連邦機関
- 連邦政府機関
- 国防総省
- 警察
なども導入する全世界で657万人以上が受講するプログラムです。
ルー・タイスと苫米地博士のプログラムがベースになっている
ルー・タイスの素晴らしさは、全米で認められて大きな成果を出しただけではありませんでした。
- 「自分も決して完ぺきではない」
- 「必ず欠けているところがある」
と考えているところでした。
ルー・タイスは、今よりも優れた自己啓発プログラムを世の中に送り出したいという思いを強く持っていました。
認知科学者の苫米地博士は、ルー・タイスから強い要請を受けて新しいプログラムを完成させました。
そのプログラムが、苫米地式コーチングのベースになっています。
- ドクター苫米地ワークスで構築した理論
- ルー・タイスが提唱してきたプログラム
この2つには共通点も多く、お互いに補完しあった結果、より優れた成果が発揮されるようになりました。
プログラムの中の間違えに気が付いたルー・タイス
ルー・タイスが苫米地博士にプログラムを見直すように依頼した結果、修正が必要な点があることが分かりました。
それは、コーチングで最も重要なゴール設定を
研修委託先のトップ
が決めていることでした。
- 今よりもお金が稼げるようになれ
- 今以上にシェアの拡大を目指せ
といった研修委託先のゴールを達成するためにプログラムが使われていたのです。
苫米地博士が強く主張したのは、
クライアント(コーチングを受ける人)が自らゴールを設定する必要がある
という点でした。
研修先のトップが決めたゴールでは、結果が出ないのは当たり前です。
個人個人でやりたいことや好きなことは違うからです。
自分自身でゴールを設定することで、誰にでも効果が感じられるようになりました。
そこに、認知科学者の苫米地博士が
- 抽象思考のノウハウ
- 脳と心を書き換える技術
を反映させ、今もプログラムはアップデートされ続けています。
脳と心を書き換える技術とは?
抽象思考のノウハウ
あなたは、いつも冷静な方ですか?
と聞かれれたら、何と答えますか?
実は、常に冷静な人もいないし、常に取り乱している人もいません。
つまり、人には冷静な面とそうでない面が同居しているということです。
最高の自分を見つけるとは、冷静に物事が見れる自分を見つけることです。
そうすることで、
- いままでの悩みが悩みでなくなる。
- 物事の選択範囲が広がり可能性も大きくなる。
- 感情のコントロールが出来るようになる
どうしたら、そんなことが出来るのでしょうか?
それは、抽象度の高い思考をすることです。
- いつもくよくよしている。
- 毎日が同じ繰り返しになってしまう。
- つい、カッとなってしまう。
このような人は、抽象度の高い思考を身に着けると最高の自分に出会えます。
抽象度の高い思考とは
抽象度とは、物事をどのくらい高い視点で見るかの度合いを示す言葉です。
抽象度の高い思考とは、物事を上の視点から見て考えるという事です。
物事をより高い視点から見ると、
- 見える世界が広がる
- 自由度が上がっていく
というメリットがあります。
たとえば、
- 私の幸せ
- 家族の幸せ
- 日本人の幸せ
- 世界中の人の幸せ
という風に抽象度は上がっていきます。
それと同時に、見える世界も自由度も広がっていきます。
自分のことだけが大切だった人が、他人のことも同じくらい大切に思えるようになる。
そうなれば、心が自己中心な世界から解き放たれて自由になります。
それが、理想です。
でも、最初のうちはできる範囲内で構いません。
抽象思考のノウハウはコーチングにも生かされています!
抽象度の高い思考ができると、物事の選択肢が広がります。
「自分の幸せのために何をしたらいいのか?」
といつも考えている人が
「他人を幸せにするために何をしたいのか?」
という風に考えられるようになると、たくさんのやりたいことに気づけるようになります。
抽象度の高い思考が引き出せるようにコーチングが出来たら、あなたの可能性を広げることが可能になります。
どうすれば、抽象度の高い思考を引き出せるのか?
それは、クライアントが無意識に考えていることをコーチが観察することです。
コーチは、
- クライアントの話す言葉
- 表情
- 雰囲気
などからクライアントの思考の抽象度を観察します。
- クライアントが無意識に考えていることをコーチは観察します。
- コーチが観察していることを、クライアントの無意識は感じ取ります。
- クライアントの無意識に影響が与えられる
あなたは、人から見られていると感じると行動や考えが変わりませんか?
それと同じことが、クライアントの無意識の中で起こります。
コーチは観察することで、クライアントの抽象度を上げていきます。
そうすると、意図的にクライアントの無意識を変えようとしなくても、自然と変わっていくのです。
それは、コーチとクライアントの信頼関係がないと起こらない現象です。
次の章では、信頼関係の作り方についてお話しします。
クライアントとの信頼関係の作り方
ビジネスでも恋愛でも人が何かを決める時は、好きか嫌いかで判断されます。
心理誘導の技術があるかないかでは、結果に大きな差が生まれます。
そのために必要なのが信頼関係の構築です。
その方法についてお話しします。
小手先のテクニックは通用しない
コーチングセッションでは、信頼関係がないと何もクライアントから引き出すことはできません。
クライアントがコーチを心の底から信頼していると、ほんのわずかなヒントを与えただけで自ら答えを出せるようになります。
クライアントとの信頼関係が出来たら、いよいよコーチングセッションに進んでいくことが出来ます。
無意識に働きかける方法
コーチングで必要となる信頼関係は、表面的なものではありません。
より強い上下関係があるような信頼関係です。
このような強い信頼関係は、
- コーチとクライアントが同じ臨場感空間を共有
- それと同時に、コーチが臨場感空間を支配している
という条件がないと成立しません。
どのようにして、その臨場感空間を支配するのか?
それは、コーチが
- 深いリラックス状態を作る
- クライアントの見ている世界をクライアントの目線で見る
- クライアントの見ている世界をひとつづつ言葉にして伝える
クライアントが無意識に感じていることをコーチが意識に上げていきます。
そうすることで、コーチは
- クライアントの臨場感空間を支配
- クライアントの無意識に働きかける
これは、日常生活でも使えるテクニックです。
悪用厳禁でお試しください。
まとめ
科学的根拠のないコーチングは、うまくいきません。
運用者の成功体験をもとに作られているからです。
苫米地式コーチングは、科学的根拠がある本物のコーチングです。
コーチングの世界的権威のルータイスのプログラムがベースになっています。
苫米地博士が「クライアント自身がゴールを設定する」という改良を加えました。
そこに、「抽象思考のノウハウ」と「脳と心を書き換える技術」が反映されています。