もっとお金が欲しい
お金さえあれば幸せになれるのに
「豊かな人生にしたい」方へ!
豊かな人生とは、お金に縛られずにやりたいことが出来る人生です。
「お金がないと何もできない」。
多くの人がそう思っています。
そのせいで、多くの人がお金のために働いています。
でもそれは、「お金がないと何もできない」という刷り込みのせいです。
大切なのはお金ではなく「何がしたいか」の方です。
先にやりたいことがあるから、それに必要なお金を稼ぐ。
そんな風に考えないと「お金の奴隷」になってしまいます。
はじめまして。苫米地式コーチング認定コーチの渡辺です。
この記事では、
- なぜお金をゴールにしてはいけないのか
- お金に縛られない豊かな人生にする方法
についてお話しします。
この記事を読めば、
- 収入を増やす
- 満足感のある人生になる
方法が分かります。
なぜお金をゴールにしない方がいいのか?
クリックできる目次
お金の奴隷になってしまうから
人は欲しがるようにできています。
お金が入って物欲が満たされても、それで終わりではありません。
たとえば、新しい家を建てたらそれに合う家具も欲しくなります。
新車を手に入れたら、セカンドカーも欲しくなります。
欲望に限りはありません。
お金についてもそれと同じです。
いくらお金持ちになっても、それで終わりというわけにはいきません。
もっともっとお金が欲しくなるのです。
そうなると、
「お金のためだったら何でもやる。」
「お金が一番大事!」
という考え方になってしまいます。
つまり、「お金の奴隷」になってしまいます。
でも、お金よりも大切なものはたくさんあります。
たとえば、
家族、友人、趣味、健康、仕事、社会貢献など。
それらを充実させるために、必要なだけのお金が必要。
というのが正しい考え方です。
限定合理性が働いているから
限定合理性とは、行動経済学者のダニエル・カーネマンが提唱した理論です。
我々の満足感は資産の量ではなく、資産の変化にある。
ダニエル・カーネマン
人は、お金に限らず何に対しても、自分の資産の量が増えるとうれしくて、減ると不快になる生き物なのです。
つまり、人はいくらお金を持っているかではなく、お金の増減に興味があるのです。
そうなると、いくらお金があっても幸せは感じられなくなります。
幸せなのは、お金を稼いだ一瞬だけ。
あとはお金のために生きる「お金の奴隷」になってしまいます。
だから、人はお金だけでは幸せにはなれないのです。
それは、限定合理性という人間の習性のせいです。
大切なのはお金ではありません。
「何をやりたいか」の方です。
やりたいことのためにはいくらお金が必要なのか?
そのように考えることで、お金の奴隷ではなくなります。
豊かな人生にする方法!
職業とファイナンスのゴールを分けて考える
豊かな人生とは、お金に縛られずにやりたいことが出来る人生です。
そのために必要なことは、
- 職業
- ファイナンス
を分けて考えることです。
職業をお金儲けの手段だと考えると「やりたくないこと」を職業にしてしまいます。
最もお金が稼げるという基準で職業を考えると、どうしてもそうなってしまいます。
職業とは、社会に自分の機能を提供すること。
そのために何がやりたいかを考えることです。
ファイナンスとは、資金調達です。
- やりたい事をやるために必要な資金
- 生活費
これらをどうやって工面するのかを考えるのがファイナンスです。
職業だけだと、資金が足りなくなってしまい日常生活が破綻します。
ファイナンスだけだと、やりたくない仕事をイヤイヤやることになってしまいます。
多くの人は、ファイナンスだけの状態になっていると思います。
そのせいで、やりたいことが見つからず退屈な日々を送ることになります。
それを防ぐ方法にはどうしたらいいのでしょうか?
自分の機能を社会に提供する
多くの人が職業とは、お金儲けの手段だと考えています。
でも、そうではありません。
職業とは、自分の機能を社会に提供することです。
そうすることで、社会貢献をするのが職業です。
自分以外の人の役に立つことです。
そういうと多くの人が、
「じゃあ、お金はどうやって稼ぐのか」
という風に思うと思います。
その場合は、ファイナンスのゴールを設定します。
とお答えします。
「ファイナンス」と「職業」を分けて考えることです。
そうすることで、お金にとらわれないでやりたいことが出来るようになります。
ファイナンスのゴールとは
ファイナンスのゴールとは、お金の入りと出を調整することです。
「収入と支出を比較したとき、収入を多くするバランス感覚を養う」こと。
お金持ちでなくても、やりたいことができるお金があればそれで十分なのです。
もしもあなたが今、お金儲けのために働いているとします。
そうすると、今の仕事が「ファイナンス」ということになっています。
もしそうだとしたら、今の仕事を続けながらでも職業のゴールを見つける必要があります。
そうしないと金銭面で満足のいかない人生になります。
職業のゴールが見つけられたら、収入も増えるし満足感も得られるようになります。
職業のゴールの見つけ方
職業とは、自分の機能を社会に提供することです。
もしも今の職業でそれが出来ていないとしたら、好きなことをしていないからです。
お金のためにイヤイヤ仕事をやっているのが原因です。
好きなことをやれば自然と上手になります。
誰よりもうまくなれば、あなたは社会から必要とされるようになります。
そうはいっても、
「やりたいことが何も思い浮かばない」
という人が多いと思います。
そんな時は、趣味の観点から職業を探します。
職業と趣味のゴールの共通点はどちらも好きなことです。
趣味を充実させることから始めます。
自分に正直になってやりたいことをとことん追求することです。
例えば、釣りが趣味の人は徹底的に釣りを究めることです。
釣りといっても様々なジャンルがあると思います。
- 釣る魚の種類
- 釣る場所
- 釣るための道具
他にもたくさんあると思います。
その中の1つの分野でとことんマニアックになることです。
絞り込んで、その小さな分野でトップになることです。
そうして、
- 自分にしかできない釣りのテクニックをYouTubeで発信する。
- 新しい発想の釣り道具を作って販売する。
などで、社会にエンターテイメントを提供する。
そうすることで、立派な職業になります。
職業の選択を間違えてしまう原因
職業はお金儲けのためにある。
そのような考え方をすると職業の選択を誤ります。
- 給料が安い
- やる気がしない
- 仕事がきつい
それは、職業がお金儲けだと思っているからです。
そもそも職業とは、
「共同体を良くするために何ができるのか?」
を考えた時に生まれたものです。
職業とは自分の機能を社会に提供するものだと分かると職業の選択も容易になります。
たとえば、昔は
- 力の強い人は重い荷物を運ぶ
- 手先の器用な人は道具を作る
- 狩りが得意な人は狩りをする
- けがや病気を治すのが得意な人は医者になる
といった具合に、自分の機能を提供することで社会を良くしようと考えていたはずです。
職能を持った人が増えることで共同体は強くなったのです。
自分が社会の役に立つことが出来れば、収入も増えて満足感の高い人生になります。
特別なことをする必要はない
職業とは、「自分の機能を社会に提供する」ものです。
「お金儲けの手段」ではありません。
「自分の機能を社会に提供する」というと難しく感じるかもしれません。
でも、難しくはありません。
誰でもすぐにできることです。
社会に機能を提供するために
- 特別な技術
- 資格
が必要だということではありません。
たとえば、
- 困っている人がいたら助けてあげる
- 役に立つことがあれば協力する
といった、すぐにできるような事です。
社会に提供する機能は、自分が持っている機能のことです。
自分がその場で提供できる機能があれば、喜んで提供すると思います。
たとえば、ケガをして苦しんでいる人を見たら、
- 救急車を呼ぶ
- 応急処置をする
などをすると思います。
自分の機能を社会に提供するのに、お金は一切関係ありません。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実