窮屈な毎日にサヨナラをしたい
「自由に生きたい」方へ
多くの人は「現状」という限られた可能性の中で生きています。
「現状」が窮屈に感じるのは、「現状」が他人の意志で作られているからです。
多くの人は生まれた時から、
- 親
- 教師
- 世間
- テレビやネットからの情報
など、他人から刷り込まれた価値観を受け入れる形で「現状」が出来ているのです。
はじめまして。苫米地式コーチング認定コーチの渡辺 実です。
自由に生きるためには、「自分の意志で生きる」必要があります。
そのためには、自分の持っている常識を疑ってみることです。
常識とは、他人から刷り込まれた価値観だからです。
多くの人が常識に縛られています。
そのせいで「やりたいこと」が出来なくなっています。
この記事では、【自由に生きる】ための3つのポイントをお話しします。
自由に生きるために必要な事
クリックできる目次
自分の意志でやりたいことを見つける
「自由に生きる」ために必要なのは、自分の意志でやりたいことを見つけることです。
そのやり方が、「ゴール設定」です。
- 「ゴール」を設定する。
- 「ゴール」を達成する。
自由に生きるためには、自分の意志で「ゴール」を設定することです。
ゴールは、現状の外側に設定します。
なぜなら、多くの人は現状という限られた可能性の中に閉じ込められているからです。
現状とは、
- 今の仕事や生活や収入
- 夢や希望
- 心地いいと感じるもの
- 心地いいと感じないもの
などを指します。
現状の中には、今の状態が続いた未来も含まれます。
窮屈な現状とは?
現状に順応できなくても何の問題ありません。
多くの人が自分のことを過小評価させられています。
- 何をやってもうまくいかない。
- だから、もっと努力して成長しないといけない。
あなたもそう思っていませんか?
もしそうだとしたら、他人からそう思い込ませているだけかもしれません。
たとえば
- いい大学に行って
- いい会社に入って
- レベルの高い結婚相手を探して
- セレブな生活をする
そんな、他人に敷かれたレールに乗って努力する人間に称賛を与える。
それが、私たちの現状です。
あなたは、そんな現状に順応できていないだけなのかもしれません。
そのせいで窮屈な思いをしているのかもしれません。
そうだとしたら、何の問題もありません。
「自分の意志で自分のやりたいことを見つける」ことが出来るようになれば万事OKです。
競争社会という窮屈な現状から抜け出して、自由に生きることが出来るようになるからです。
競争社会で勝ち残ろうとしても幸せになれない
競争社会の中では、99%が敗者です。
競争に勝っても、幸せを感じるのはほんの一瞬です。
すぐにまた次の競争が待っています。
たとえば、
- いい学校に入学
- いい会社に就職、昇進
- いいパートナーさがし
万が一勝ち残ったとしても、いつかは負ける時が来ます。
競争社会とは、ほとんどの人が幸せになれないシステムです。
競争社会には、自分さえよければいいという価値観が根底にあります。
そんな現状の中で、あなたの可能性は限定されています。
そんな現状から抜け出す方法は、簡単です。
あなたが心からやりたいことをやることです。
そして、たくさんの人の役に立つことです。
それが、現状の外側にゴールを設定するということです。
あなたの可能性を制限している存在とは
私たちの生きる社会には、あなたの可能性を制限している「バイオパワー」が存在します。
お互いがお互いを監視しあう大きな磁力を持った場の中で、その磁力こそが「バイオパワー」の正体です。
- 資本主義社会の中で
- お金持ちが偉いという価値観を
- 押し付けられている。
そのせいで、
みんなが「お金がないと何もできない」と思ってしまう。
たとえば、
あなたが「すぐに儲かりそうにない」ことをやりたいと言ったら
- お前には無理だ。
- やめたほうがいい。
- それで本当に食えるのか?
そんな風に言ってくるあなたの親も「バイオパワー」です。
「バイオパワー」には、権力者だけでなく親や教師や友達なども含まれます。
そんな「バイオパワー」の存在に気づくことが大切です。
自由に生きるための3つのポイント
ポイント1 自分の中にあるルールや常識を疑う
あなたはコーヒーと紅茶のどちらが好きですか?
実は、コーヒーを選んだ人も紅茶を選んだ人も、選んだ理由は同じです。
ほとんどの場合、親の好みで決まります。
それは、子供のころから無意識のうちに刷り込まれてしまった価値観です。
このように、他人からの影響やこれまでの経験によって作られた
- 自分の中でのルール
- 常識
- 無意識のうちにできてしまった縛り
これをブリーフシステムと言います。
このブリーフシステムが変わらない限り、あなたの現状は永遠に続きます。
ブリーフシステムの外側に行くのが「現状の外側にゴールを設定する」ことです。
そのためには、あなたが持っているブリーフシステム
- モラル
- 常識
を捨て去る、最低でも疑う必要が出てきます。
ポイント2 お金以外のゴールを目指す
おなたはお金持ちになりたいと思いますか?
- 「お金がないと生活できないし、ちょっとした贅沢だってできない」
- 「だからお金があった方がいい。」
あなたがそう思うのは無理はありません。
今の日本では、お金持ち以外のゴールを目指すことは難しい状況になっています。
- 親が「そんなことで食っていけるのか」と言う
- 結婚相手は年収が高い方がいいに越したことはない
- 偏差値の高い大学を出た方が就職に有利だ
という具合に、「お金がすべてに優先する」
これが、多くの人のブリーフシステムになっているからです。
子供のころから刷り込まれた価値観を疑うのは、多くの人にとっては難しいことです。
そのせいでお金以外の「自分が本当にやりたいこと」が分からなくなってしまいます。
なので、ゴールを設定する時は、お金以外のゴールを目指す必要があります。
なぜお金をゴールにしない方がいいのか?
それは、お金をゴールにしても幸せになれないからです。
おなたは、どのくらいお金があったら満足ですか?
- 「実際にお金持ちになったことがないので想像できない」
- 「欲しいものが何でも買えるくらいのお金があればいい」
という感じではないですか?
実は、世界の大富豪を見てみると、お金がいくらあっても満足していないようです。
彼らは、何十兆円もの資産を持っています。
しかし、それでも満足していません。
それどころか、もっともっとお金が欲しいようなのです。
これは、限定合理性と言って人間が持つ習性です。
我々の満足感は資産の量ではなく、資産の変化にある。
ダニエル・カーネマン
お金持ちたちは強欲なのではなく、資産の変化にだけ興味があるのです。
人間は、資産が増えたら嬉しくて、減ったら悲しくなる生き物なのです。
人の満足感は、「欲しいものを手に入れたらそれでお終い」というものではありません。
もっともっと高級なものが欲しくなるのです。
欲望に際限はありません。
だから、お金をゴールにすると満足することは永遠にないのです。
ポイント3 現状の外側にゴールを設定する
ゴール設定で大切なのは、自分以外の人の幸せ!
現状の外側のゴールとは、他人を幸せにするためのゴールです。
たとえば、「世界中の人の心を自由にしたい。」
このようなゴールが、現状の外側のゴールです。
ただし、これはあくまでも一例です。
ゴールは自分自身で設定します。
やりたい事、好きなことは、人それぞれ違うからです。
他人の幸せを考えられる人の方が成功する!
他人の幸せが考えられる人のほうが成功していきます。
- ひたすら自分の幸せを考えている自己中心的な人。
- ひたすら他人の幸せのことを考えて行動する人。
あなたは、どちらの人が成功すると思いますか?
他人の幸せを考えて行動しているうちに自然と成功していきます。
具体的にはどうすればいいのか?
簡単に言えば、
- 現状の外側にゴールを設定する(他人を幸せにするためのゴールを設定する)
- ゴールを達成するためにやりたいことが見えてくる
- ゴールに向かって行動することで幸せになっていく
大切なことは、ゴールを達成することではありません。
ゴールを達成するために行動することです。
具体的には、こんな感じになります。
- ゴールを現状の外側に設定する
- やりたいことが分かる。
- 行動する、勉強する。
- やりたいことが出来るようになる。
- 他人の役に立つ
- 幸せな人生になる。
ということです。
たとえば、
- 「世界中の人の心を自由にする」というゴールを設定する。
- 人の心を自由にできる方法を探す。
- 勉強する、出来る人を探して教わる。
- 人の心を自由にできる人になる。
- 行動して人の心を自由にする
- 感謝される
- 結果的に報酬が入ってくる
という感じです。
ゴールを達成するために勉強したり練習したりする場面があります。
でも、それらはやりたいことになっているので、楽しくできるはずです。
もしも、そうなっていなかったらゴールの設定をやり直してください。
ゴール設定の条件は、他人を喜ばせる、心からやりたいことです。
まとめ
何をやりたいかが重要
お金儲けがすべてに優先されるというのは、間違った考えです。
大切なことは、お金ではなく「何をやりたいか」です。
やりたいことが決まってから、いくらお金が必要になるか考えます。
ゴールを設定する
他人を幸せにするためにゴールを設定します。
それが、現状の外側のゴール設定です。
ゴールを設定するときは、お金というフィルターを外して考えます。
そうしないと、自己中心的なゴールになってしまうからです。
行動することが重要
やりたいことが見つかってから、どのくらいの資金が必要になるか考えます。
社会貢献度の高いゴールの方が、お金が集まり易くなります。
ゴールを達成することよりも、行動することが大切です。
ゴールを設定しても行動が伴わないと人生が変わらないからです。
ゴール設定の条件
ゴール設定の条件は、他人の役に立つ、心からやりたい事です。
行動しても途中で上手くいかなかったりすることがあります。
でも、それはやりたいことをやっているので楽しいはずです。
もしもそうでなかったら、ゴールの設定をやり直す必要があります。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実