内部表現の書き換えとは

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認識のしかたを変える
内部表現の書き換えとは、「認識の仕方を変える」ということです。
人は出来ると「認識していること」しかできません。
逆に言えば、出来ると「認識すれば」何でもできてしまうのです。
これは、あくまでも仮想空間での話です。
頭の中で出来ると思っていればいいのです。
そうすることで、自分の中にあるルール(無意識の選択)が変更されます。
人は自分の中にあるルールに従って生きている
人は、自分の中にあるルール(認識)に従って生きています。
- 私は、勉強が嫌いだ。
- 私は、体を動かすのが好きだ。
そんなルールを自分の中に持っている人は、授業が退屈になります。
逆に、勉強が好きで体を動かすのが嫌いな人もいます。
そんな人は、体育の授業が苦手になります。
ルールは過去の記憶から出来ている
人は、自分の中にあって、それに従って生きているルールをもっています。
そのルールは、過去の記憶によって定められたものです。
- 親からお前は○○だと言われた。
- 先生から○○だと言われた。
- 友達から○○だと言われた。
それだけでなく、自分で実際に体験した記憶からもルールが出来ています。
人は過去に縛られている
過去の失敗の記憶を繰り返さない。
これは、人が持つ認識(ルール)です。
失敗を避けることで生き残る可能性が高くなるからです。
でも、それは原始時代くらい昔の話です。
現代は、失敗が死に直結することはありません。
ゴール設定のルールを変える
でも、「自分の中のルール」を変えることが出来れば、外側の世界にも大きな影響が生まれます。
たとえば、「ゴール設定」です。
- 実現可能なゴールを設定する
- ステップバイステップでゴールに向かう。
というのが、多くの人が持っているルール(認識)です。
このルールを変えることが重要です。
- 現状では達成方法が分からないゴールを設定する
- 現状では考えられないような達成方法が見えるようになる
ゴールを設定することでルール(認識)を変えるのが、「内部表現の書き換え」です。
ゴールを設定する方法
ゴール設定は、仮想空間で行います。
- ゴールが達成された世界
- ゴールの世界の入り自分の姿
- ゴールに向かっている自分の姿
をイメージします。
出来そうかどうかではなく、やりたいかどうかで考えます。
実現の可能性は無視して考えます。
目の前の問題を解決したい時は
目の前の問題を解決したいときは、抽象度を上げて考えます。
たとえば、会社の同僚との人間関係に問題がある。
それを何とかしたい。
その様な時は、同僚に働きかけをしても効果は限られたものになります。
効果的な方法は、会社という場に対する働きかけです。
会社のシステムを変えない限りは、また同じような問題が起こります。
問題を一つ上の抽象度でとらえると、物事の認識の仕方が変わります。
問題の根本的な原因は、同僚との関係ではなく会社のシステムにあることが分かるのです。
その様なものの見方が出来ると、同僚は同じ問題を抱えている仲間という物の見方が出来るようになり、ともに協力して会社のシステムを変えていくことが出来るようになります。
これが、内部表現の書き換えです。
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苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実