現実世界(という可能世界の一つ)から別な可能世界への到達可能性関数とは?

可能世界から可能世界への飛び石をすることでゴールに向かって移動していく感覚が重要です。

現状もまた可能世界の一つです。
たとえば、サイコロを2つ振るとします。
そうすると36通りの目が想定できます。
ただし、現状として選ばれるのは36通りのうちの一つだけです。
サイコロを振った時に出る出目は、現状として選ばれた可能世界と選ばれなかった可能世界も36分の1で同じです。
つまり、現状という可能世界はたまたま選ばれただけで、またサイコロを振れば違う可能世界が選ばれる可能性が高いということです。

何が言いたいかと言えば、過去も現状も固定されたものではなく、未来には無限の可能性があるということです。

現状という可能世界から違う可能世界に移動する到達可能性関数が知識です。
知識があれば可能世界を移動できるし、知識が間違っていれば移動することは出来ません。

次に、大切なことはどの可能世界へ移動するかです。
それは、ゴールによって違ってきます。
抽象度の高いゴールのほうが望ましいのです。
なぜならば、違う可能世界への移動の際に自我が変わりやすくなるからです。
自分だけが幸せな世界よりもたくさんの人が幸せな世界を想定したほうが選ばれる可能世界はより多くの可能性を持つようになるからです。

私たちは、可能世界から可能世界を移動してゴールに向かう様をイメージすることも出来ます。
もしも、ああだったら今とは違うようになっていたはずだという風に思う事が出来ます。
ということは、抽象度の高い視点から時空を超えて情報空間を見ることが出来るということです。
その時の意識状態を変性意識といいます。

どの可能世界が選ばれるかは、臨場感の強さによって決まります。
可能世界から可能世界に移動するときに必要なものが移動する可能世界に関する知識です。
でも、知識だけでは臨場感は上がりません。
知識を得ることで自分にとって重要なことが変わり自我が変わることで可能世界への移動が出来たと見なすことが出来ます。
自我とは宇宙から自分にとって大切なものを並び替える評価関数だからです。

可能世界から可能世界への移動とは、新たな知識を得ることで自我が変わるということです。
新たな知識を得ることで、もうその知識がない世界には戻ることが出来なくなるのです。
その移動は、一瞬のうちに起こります。
可能世界から可能世界へワープするのです。
それを内部表現の書き換えと言います。

夢が叶ったらゴールが達成されたという風に考えるといつまでたってもゴールが達成されません。
現状からゴールは一直線につながっているものではないからです。
現状からゴールの間には無限の可能世界が存在します。
そのように考える方が蓋然性が高い考え方になります。

新たな可能世界の知識を得ることで自我が変わり、可能世界を移動することに喜びを感じる。
つまり、自分の成長に喜びを感じながらゴール達成に近づいていくことが出来ます。
そのために必要な方向性としてゴールがあります。
大切なことは自分を成長させることと現実世界から覚醒することです。

苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実

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