

心からやりたいことをやっている間は、不安や怒りの感情に支配されなくなります。
自分自身のゴールのことで頭がいっぱいで不安や恐れを感じる暇はなくなります。
いつも集中して自分の好きな仕事や趣味や社会貢献などを進められます。
ゴールがなかったら、現状維持がゴールになってしまいます。
現状維持がゴールになると、やりたくないことを我慢してやらなくてはならなくなります。
会社に行きたくないとか家事が面倒だとか思うのは、不安や怒りの感情のせいです。
ゴールがきちんと設定出来たら、今までやりたくなかったことがやりたいことに変わる可能性があります。
そのためには、自己中心的なゴールではなく自分以外の人が幸せになるようなゴールを設定することです。
ゴールを設定して、家族を大事にするいい父親、母親というセルフイメージが出来ると家事がやりたいことに変わります。
イヤイヤやっていた仕事も自分のゴールのために役立つという風に思えればやりたいことに変わります。
ゴール設定がきちんとできた結果、やっぱり今の会社にはいきたくないと思うのなら仕事を変えたほうがいいかもしれません。
それはあくまでも、現状維持のためではなく、ゴール達成のために違う仕事を探すということです。
怒りや不安を感じるのは、やりたくないことをやっているからです。
でも、多くの人はそのことがスコトーマになって意識に上がらなくなっています。
現状がどんなにつらくてもいつの間にか慣れてしまっているからです。
パーソナルコーチングでは、クライアントのスコトーマを観察します。
クライアントに出来たスコトーマは自分ではわからなくても、コーチから見たら良く見えるものです。
パーソナルコーチングを受けるのは、クライアントの利益100%のコーチの視点でスコトーマを外してもらうことです。
自分がやりたいことが分からないのは、心の不安や怒りの感情のためです。
ひとつスコトーマが外れれば、それだけでも心が楽になります。
もうひとつスコトーマが外れたら、もっともっと楽になります。
自分の中にスコトーマはたくさんあると思っていたほうがいいと思います。
ゴール設定や達成の邪魔をしている感情を取り除くことが出来るのです。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実