

ゴールの世界の臨場感の臨場感を上げると、達成の方法が見えてきて、やがてゴールは達成されるようになります。
たとえ貧乏でもお金持ちになれます。
ダイエットに成功することもモテモテになることも可能です。
私の周りにもそんな人はたくさんいます。
そのためには、ゴールの世界の臨場感を上げる必要があります。
ゴールの世界の臨場感を上げるとは、どんな状態でしょうか?
それは、現状にいながら頭の中ではゴールを達成している状態になっているということです。
たとえば、年収1億円がゴールとします。
そうしたら、最低でも100万円は常に財布の中に入っているはずです。
ゴールの世界の自分にとってそれが普通の状態です。
でも、実際は1500円しか入ってなかったとしたら、「ドロボー」と叫ばなくてはならない
これは、コーチングでよく言われるたとえです。
確かにその通りなのですが、それでは臨場感が上がりにくいのも確かです。
実際に100万円財布に入っていないのにそう思うのは、難しいと思います。
それで多くの人がゴールの世界の臨場感を上げるのに苦労しています。
その解決策をお話ししたいと思います。
こんな風に考えたらどうでしょうか?
ゴールの設定には、2種類あります。
それは、目に見える結果としてのゴールと理想の自分の在り方としてのゴールです。
そして、「理想の自分の在り方」としてのゴールのほうが、ゴールの世界の臨場感を上げやすいということです。
たとえば、目に見える結果としてのゴールは、客観的な他人の評価が基準になるゴールです。
「年収1億円」とか「ハリウッドスターになる」とかです。
理想の自分の在り方としてのゴールは、主観的な自分の評価が基準になるゴールです。
たとえば、
「私は、年収1億円を稼げるアイデアや責任感を持ち行動できる人間だ」
「私は、ハリウッドスターとしてすべての人の心をときめかせエネルギーを与えられる人間だ」
という具合です。
客観的な他人の評価が基準になる「目に見える結果」としてのゴール。
それに対して、主観的な自分の評価が基準になる「理想の在り方」としてのゴール。
あなたは、どちらが臨場感を上げやすいと思いますか?
主観的な自分の評価は、自分でコントロールが可能です。
だから、ゴールの世界の臨場感を上げられるのは、「理想の自分の在り方」としてのゴールです。
ゴールの世界の「理想の自分の在り方」の臨場感を上げるには、アファメーションが有効です。
「私は、年収1億円を稼げるアイデアや責任感を持ち行動できる人間だ」
「私は、ハリウッドスターとしてすべての人の心をときめかせエネルギーを与えられる人間だ」
アファメーションは、ゴールの世界の臨場感を上げるための方法です。
主観的で自分の評価が基準になっているから、ゴールの世界の臨場感が上げられるのです。
たとえば、「私は、年収1億円を稼ぎ豪邸と高級車とブランド品に囲まれ悠々自適に暮らしている」
これが、目に見える結果としてのゴールです。
現実的には豪邸も高級車もないので「ドロボー」と叫んでも何の解決にもなりません。
上げるべきゴールの世界の臨場感が少しずれているのです。
それに対して「私は、年収1億円を稼げるアイデアや責任感を持ち行動できる人間だ」
このような「理想の自分の在り方」の臨場感を上げることで、ゴールの達成の仕方が見えてきます。
まとめると、
- ポイント1 客観的な「目に見える結果」としてのゴールは設定しても臨場感が上がりにくい
- ポイント2 主観的な「理想の自分の在り方」としてのゴールは臨場感が上げやすい
- ポイント3 アファメーションは、理想の自分の在り方をアファーム(受け入れる)ためのツールです。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺実