

あなたは、底抜けに明るい人を見たことがありますか?
いつでもどこでもとにかくハッピーな人のことです。
「よくそんなテンションが続くよなあ、無理してんじゃないの?」
私たちは、そう思うわけですが、彼らにとってはそれが普通なのです。
それは、アメリカ人とかキューバ人とかのラテン系の人に多く見られます。
そのルーツを辿れば、アフリカに行きつきます。
もともと人間は明るくて、進化の過程で暗くなってきているようです。
そして、私たち日本人は暗いのです。
それは、セロトニントランスポーターの働きです。
セロトニンとは、幸せを感じさせる脳内物質です。
セロトニンの分泌量の違いは、遺伝子の型で生まれながらにして決まっています。
L型(セロトニン量が多い)とS型(セロトニン量が少ない)に分類されます。
遺伝子の組み合わせで、LL型の人は、底抜けにハッピー、SS型の人は、底抜けに暗い傾向にあります。
研究結果によれば、日本人の90%以上が、SS型の遺伝子を持っています。
つまり、私たちは生まれながらにして暗いのです。
だから、あなたは自分が暗い性格だと言って悩む必要はありません。
そんな日本人の利点は、やたら細かいことです。
小さなことに敏感に反応することが出来るので、精密機械の製造とか何かを改良するのが得意です。
それ故に、LL型の人の自己啓発プログラムがうまく機能しないことがあります。
たとえば、アファメーションは言葉がイメージを想起し感情が生まれて、内部表現を書き換える技術です。
「ワーズ」「ピクチャー」「エモーション」です。
でも、私たちは暗いので「エモーション」が湧かないのです。
それは、LL型の人に比べて、セロトニンの分泌量が少ないからです。
SS型の我々は、LL型の人が普通にできる感情を起こす「エモーション」が苦手なのです。
だから、私たちに必要なのは深いリラックスです。
深いリラックスは、セロトニンの分泌量を増やす働きがあります。
深いリラックス状態になる方法は、こちらから
アファメーションを普通に行っても私たち日本人はうまくいかない人がほとんどです。
深いリラックスの後で、アファメーションを行いましょう。
健康にもいいし、IQも上がります。
今、世界では徐々にSS型の人が多くなっている傾向があるという検査報告もあります。
世界的に見れば暗い人のほうが多くなっているのです。
日本人のほうが先進的だという見方もできます。
だから、暗いからと言って悩む必要はありません。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺実
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