

ゴール設定とは、あなたの周りにいる人を幸せにすることです。
あなた自身の幸せではなく、あなたの周りにいる人の幸せを考えます。
そうすることで、あなたの人生が変わります。
あなたは、圧倒的ないい人になれます。
圧倒的にいい人が近くにいれば周りの人は成功しやすくなります。
自分のことよりも周りにいる人の幸せを考えることで、結果的に自分が一番幸せを感じられるようになります。
なぜなら、あなたという存在は他人との関係性で成り立っているからです。
自分自身を定義しようとすると、自分以外のものとの関係性を定義することになります。
自分にとって重要なもので自分を説明するしかなくなります。
それは、自分を中心とした縁起のネットワーク(自我)とも言えます。
自我とは、自分にとって重要なものの順番に並べ替える評価関数です。
ゴール設定をする時に、間違えやすいのは現状の内側にゴールを設定することです。
現状の内側とは、今のあなたが大切に思っていることすべてです。
現状の内側にゴールを設定してしまうと、自我はさらに強固になります。
今のあなたが重要だと思っていることしか見えなくなります。
そして、現状の外側はますます見えなくなります。
現状の外側にゴールを設定するには、どうしたらいいのでしょうか?
それは、言語でゴール設定をしないことです。
現状の外側のゴールの世界は、スコトーマに隠れて見えないのです。
だから、言語で設定できる人は少ないのです。
現状の外のゴールの漠然としたイメージをもつことです。
そして、漠然としたイメージのゴールを人生の各方面に設定します。
仕事、お金、健康、生涯学習、家庭、老後、趣味、社会貢献などにまんべんなくゴールを設定します。
実際にやってみると、面白いことが起こります。
目の前にあるものすべてがゴールの世界と関係があることが分かるようになります。
縁起のネットワーク(自我)が大きくなり、スコトーマが外れ、新たなゴールが見えてくるようになります。
つまり、ゴール設定をすることで重要だと思うことの抽象度が上がる経験をするようになっていきます。
自分の幸せだけでなく、みんなの幸せが重要になっていきます。
まとめると、現状の外側のゴールの世界を漠然としたイメージで捉えるということです。
そして、現状の外側のゴールの世界にふさわしいセルフイメージを明確に持つようにします。
圧倒的ないい人になるということです。
そうすることで、新しい未来を切り開くことが出来るようになります。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実