

コーチングでは、ゴール設定がすべてです。
現状からゴールという理想世界への移動です。
そのための方法は、後から見えてきます。
「ゴールが先、認識が後」~ルー・タイス
臨場感がある世界を現状からゴールへと移動させます。
ゴールの世界の臨場感が高まれば、思考も行動も変わります。
これが、ゴールの世界へ向かうためのエネルギーが生みます。
そのエネルギーを生む源は、知識です。
ゴール設定をして重要度が上がっても、知識がないと何をやったらいいのかわかりません。
「知識とは、可能世界から可能世界への到達関数」~可能世界論の定義
現実世界は無数の可能世界のなかの一つであると考えられています。
ゴール設定をしなかったら、現実世界にとどまったままです。
現実世界は、2次元の直線的な世界です。
ちなみに1次元が点、2次元が直線、3次元が平面です。
ここで、ゴールの世界の認識を3次元(平面)に変えてみましょう。
可能世界から可能世界への移動がイメージしやすくなります。
現状も一つの可能世界です。
紙に現状と書いて、丸で囲みます。
次に、ゴールの世界をいくつか書いて丸で囲みます。
「世界平和」を丸で囲んでもいいし、「アメリカ大統領」でも「ノーベル物理学賞受賞」構いません。
ゴール設定を、直線的に考えるよりも、平面で考えたほうが現状から抜け出すのが容易になります。
可能世界と現状は、線で結び付いていないと考えるのです。
「ゴールはいくつあってもいい」~ルー・タイス
現状とゴールは線でつなげるのではなく、場から場への移動と考えるのです。
そして、線は、時間の流れです。
直線的に考えると、時間は流れているように見えます。
でも、平面的にみると、時間は流れていません。
可能世界から可能世界への移動があるだけです。
そのために必要なのは知識です。
可能世界論では、そう定義されています。
知識はどのようにして手に入れるのか?
それは、本を読むことです。
ゴールに関係のある本を読めば知識が手に入ります。
「知識は力なり」~フランシス・ベーコン
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実