

認知的不協和をなくすためのセルフレギュレーション(恒常維持機能)は、無意識下における自然で生得的なホメオスタシスの働きです。
ホメオスタシスの働きは、生体を常に安定した状態に保とうとするものです。
現状を維持するために、ブリーフに反する新しいアティチュードと行動は、それがどのようなものであれ意識に上がることはありません。
私たちは、行動することよりも先にブリーフシステムを変えることで現状からゴールへと移動することが出来るようになります。
こうなりたいという意思が働いたときに、現状に引き戻すのもゴールの世界にいざなうのもホメオスタシスの働きです。
現状とゴールの世界で臨場感が高いほうが選ばれます。
ホメオスタシスのセルフレギュレーションによって維持されている現状のことをコンフォートゾーンといいます。
コンフォートゾーンにとは、自分にとってちょうどいいと思える状態です。
コンフォートゾーンを変えるためのテクニックとしては、アファメーションやセルフトークのコントロールなどがあります。
苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実