煩悩を制御する方法【苫米地式コーチング】

私たちには細胞レベルの欲求が存在し、そこから逃れることはできません。睡眠欲や食欲や性欲といった細胞レベルの欲求、これらの根源的な欲求を煩悩といいます。

私たちが幸せになることの妨げになっているのは、煩悩を制御できていないからです。たとえば、他人からの働きかけで不必要なお金を使ったり、ストレスで健康を損なったり・・・

あなたは、ホメオスタシスという言葉を知っていますか?ホメオスタシスとは、「寒くなると汗をかく」といった外部と生体とのフィードバック関係を言います。ホメオスタシスは、物理空間だけでなく人間の心ともお互いに関係しあっています。たとえば、映画館で映画を見ていて怖いシーンで鳥肌が立ったり、感動して涙を流したりします。

これは、細胞レベルの欲求ですら、脳にとっては単なる情報で、操作可能だということを示しています。「暑い」とか「おなかが減った」という感覚はすべて脳が情報処理をした結果だということです。脳の情報処理に対して介入的に操作することで、催眠術や病気を治すといったことも可能になります。イメージで遺伝子情報が書き換わり、がんが治ってしまうこともあります。

そこで、今日は煩悩を制御する方法をお話しします。

IQがアップし、他人から騙されなくなり、冷静な判断が下せるようになります。

止観瞑想と呼ばれ、釈迦が実践されていたといわれる瞑想法です。止観の「止」とは、煩悩を止めるということです。煩悩を捨てることではありません。

煩悩や妄想を一時ストップして、自分の感覚や思考を冷静に「観る」のが止観です。たとえば、空腹を感じたとき、煩悩のままに行動してしまうと食べ過ぎてしまいます。

空腹を感じたとき、空腹を意識に上げることで情動をコントロールすることができます。「空腹」と言葉でラベリングするのも効果的です。

「お腹がすいたから、おやつを食べよう」ではなく「さっき食べたばかりだから夕食まで食べるのはよそう」と考えられるようになります。

止観を実践すると、日常の行動がすべて瞑想になります。

呼吸を意識に上げて、ゆっくりにしていくとリラックスしていきます。
息を吐くときに力を抜くようにすると、さらに効果的です。
リラックスすれば、怒りなどの情動も制御することができます。

ステップ1 呼吸を意識に上げる
ステップ2 ゆっくりにしていき、息を吐くときに力を抜く
ステップ3 情動を意識に上げる
ステップ4 「怒り」と言葉でラベリングする

どんな煩悩や情動もコントロール可能になるので試してみてください。

参考にしていただけたら幸いです。

苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実