マインドの働きが現実を書き換える【苫米地式コーチング】

ルー・タイスの長距離ランナーのエピソードを紹介しましょう。

オリンピックに出場する長距離ランナーが最後の400mで必ず激痛を経験します。その選手が、ルータイスに何か良い心理的な解決策は無いかと聞くシーンです。ルータイスは、「解決策はあるよ。でも、君はそれを嫌がるかもしれない」と答えます。

ルー・タイスが示した解決策はシンプルです。「最終ラップに入って、最後の四〇〇メートルを走らなければならないとわかったら、そこで止まるんだ。走るのをやめるんだよ。そこで止まって、トラックの内側に座り込むんだ。」

選手は「座り込んだら、レースで負けてしまう」と答えます。

ルー・タイスはこう答えます。「そうだ。でも、少なくとも君の肺は苦しくなくなる」

選手は怒ってこう言います。「僕が何のために走っていると思っているんですか?」

ルー・タイスは、答えます。「まったくわからないな」

選手はこう答えます。「僕が走るのは、モントリオール・オリンピックで勝てたら牛がもらえるからです」「僕の国では、それでずいぶん金持ちになれるんです。家族は僕をアメリカの大学に送るために自分たちの生活を犠牲にしてきました。だから僕は、家族のためにも国のためにも、金メダルを取りたいんです」

それに対して、ルー・タイスは、「じゃあ、黙って走ったらどうなんだ?君は走る必要はない。でも走ることを選んだ。」

我々には、しなければならないことなど何もありません。

「人生にはもっと重要なことがいくらでもあるのに、なぜスポーツでそんなに興奮するのでしょう。」これも、ルー・タイスの言葉です。

「しなければ」と考えることで、自らの痛みの原因をつくりだしていたのです。「しなければ」と自分に言い聞かせる代わりに、「私はこれを選ぶ、これがしたい、これをやる」と自分に言い聞かせれば良いのです。

「あと四〇〇メートルも走らなければならない」と思うからこそ、痛みが出てくるのです。痛みが出てきても、自分は走りきることを選ぶ、走りきりたい、走ると決めれば良いのです。

マインドの働きが現実を書き換えていきます。

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参考にしていただけたら幸いです。

苫米地式コーチング認定コーチ 渡辺 実