誰の話を聞くのか【苫米地式コーチング】

セルフトークがセルフイメージを決め、セルフイメージがコンフォートゾーンを決めるということを考えると、大切なことは誰の話を聞くかということです。

もともと人は、最初から自分でセルフトークを作るわけではありません。ほかの人から言われたことを取り込んで、自分のセルフトークにしてしまうのです。

自分が子供だった頃を思い出してみてください。批判的になったり、懐疑的になったりすることなしに、自分の周りの状況を当たり前のように受け入れていたと思います。

例えば、男の子なら、父親や近所のおじさんの仕事ぶりや生活ぶりを見たり、母親に言われたことを取り込んで、自分の将来を想像していたことでしょう。自分の能力や個性ではなく、周囲にいる人たちのリアリティーを通じて自分の人生か考えていたはずです。

それは、彼らの言葉によって、自己像を作ることと同じなのです。

このように、自分の中に親や周りにいる大人たちの言葉が蓄積されます。そして、それがセルフトークの原型になっていきます。

注意すべきは、あなたに何か言う相手は、現在までのあなたの過去に基づいて話をしているのであり、あなたの未来を知って話をしているわけではないという点です。

つまり、誰かがあなたに話す内容は、すべてあなたの過去に対する指摘であり、評価であり、イメージであるということです。