

もちろん、ゴールの世界は、人それぞれ抽象度が高く漠然としたものかもしれません。戦争と差別のない世界というゴールなどがそうでしょう。
そのような世界のセルフイメージを作ることはむつかしいですが、それでも、戦争と差別のない世界にいる自分のセルフイメージを作らなければなりません。
だから、必ずしもゴールがリアルである必要はなく、ゴール側のコンフォートゾーンの中にいる自分のセルフイメージがリアルなものになればいいということになります。
そのセルフイメージに臨場感を持たせると、I×V=Rのリアリティーが強化され、ゴールの世界が現実になるわけです。
別の表現をすれば、馬の口にニンジンが入っていようがいまいが、にんじんをくわえている自分の世界をしっかりイメージすることが重要であり、ニンジンそのものは重要ではないということです。
ただし、その時の自分の姿は、きわめてリアルなものにしなければならないのです。
これがまさにルー・タイスの方法論であり、アファメーションがその中心的な技術である理由も理解できると思います。
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